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【永久保存版】猫と暮らす家の間取り実例!部屋(トイレ・キッチン)の工夫やアイデア

猫と暮らす家

 

こんにちは。営業の上田です。

先日、伊賀市S様邸の「猫と暮らす家」のお引き渡しをさせていただきました。

家族と猫と楽しく暮らせるお家をテーマに打合せを重ね、お施主様とたくさん悩み、工夫し、完成できたと思っています。

 

間取りプランに関しては人間の生活動線のみならず、猫ものびのびと暮らせるお家を建築家が考えてくれました。

 

完成見学会にお越しいただいた方には「私、猫ならここに住みたい。」というご感想までいただきました(^^)

そして、完成見学会の時には「猫を将来飼いたいので参考に。」という方が数組来てくれましたので、本日はそれをテーマに書きたいと思います。

 

 

今回のお施主様は現状2匹猫がいて、今後もリレー方式で生涯猫と暮らしていくというご意向。

そのご意向を考慮し、建築家のアテンドは猫6匹のお家のプランをした経験のある滋賀県の波々伯部人士先生にプランしていただくことに。

 

猫の習性や注意点などを把握されていて、お施主様の要望をヒアリングしながらアドバイスも踏まえたお打合せから始まりました。

猫に関してのお施主様のご要望としては

①人間のトイレと猫のトイレを近くにしてほしい。(掃除をしてすぐにトイレに流せるように)

②猫の外への脱走が心配。だけど、玄関回りの家事動線は大切にしたい。

③猫が自由に家中を行き来できるお家。

 

完全な家猫で、その代わりに猫がリビングにも寝室にも行き来でき、運動できるお家が良いというお話。

(その他、人間の生活動線に関してや、他の要望もいただきましたが、今回は猫動線中心で書かせていただきます。)

 

上記要望などを2時間みっちりヒアリングしてくれて、2週間後建築家からのプラン提示がありました(^^)

 

(※プライバシー保護の為、一部のみの公開になります)

 

まず①の猫と人間のトイレを近くにしてほしいという要望に関して、猫は階段の登り始め付近に設けた猫ゲートを通り猫トイレにいける猫動線。その中の空間は猫にとっては狭すぎず広すぎずで、落ち着いてトイレできるのではないでしょうか(^^)

その反対側に小さいドアを作り、そちらからお施主様が猫トイレのお掃除ができるようなプラン♪

すぐ近くに人間用のトイレがありますので、そこから流せます。照明もつくように施工させてもらいましたので、お掃除もしやすいかと思います(^^)

デッドスペースになりがちな階段下を利用するというところも建築家らしいなと感じました。

 

↓猫トイレ入り口

 

↓反対側から猫のトイレを掃除できる仕組み。人間のトイレの真隣です。

 

次に②の玄関回りの動線に関しては、猫の脱走を阻止するために玄関への動線は鍵付きの扉に。(北側の扉に関しては打合せにより引き戸に変更。南側の扉は換気システムの効率を考えルーバードアにしました。)

週に1回、一週間分の買い物をされるということで荷物が多くなることは明らか。

そのためシューズクロークからキッチンへの動線を設けてくれ、シューズクロークから引き戸を開けるとすぐにパントリーと冷蔵庫。重い荷物もこの動線であれば苦じゃないですね(^^)

猫の脱走・玄関回りの2WAY動線が確保され、要望をクリアしていただきました。

 

↓玄関目の前のドア。猫が勝手に開けてしまわないように大建工業の「ねこゲート」採用。

 

↓キッチン→パントリー→シューズクローク→玄関の2WAY動線

 

そして③の猫が家中を行き来できるようにしたいという要望に関して。

暖かさを好む猫のために南側にキャットステップを設け、そこからお外が見えるようにプラン。

たしかに町中でも歩いていると、窓からジッと外を眺める猫が多いですよね。

高いところだと景色も良くて、人・鳥などを眺めながら退屈しない日常が送れそうですね。

その上、飼い主が帰ってきたな、ということもわかるよう駐車場の方向にも猫窓を設けてくれました。「あ、ご主人帰ってきた。」と言って、ルーバードアまでお出迎えするのでしょうか。と想像が膨らみます。

 

そのキャットステップを進むと2階の寝室に入れる猫ゲートという猫動線。

寝室の扉が閉まっていても猫は寝室とリビングを行き来できるようになりました。

 

お施主様より「三日月型の猫ベットをキャットステップのところに付けたい!」という

ご要望もいただいていましたので、それも含め画になるようなキャットステップの配置に設計してくださいました。

 

 

キャットウォーク

 

お施主様からの要望だけではなく猫の習性を把握されている波々伯部先生の提案で間柱を円柱に変更。

麻縄を巻き猫の爪とぎ場とするためです。

たしかにおしゃれなお家に猫の爪とぎのボードが置かれているはちょっと雰囲気を壊すなと後から気づかされる提案。

 

波々伯部先生が全ての要望を31坪のお家に詰め込んでくれ、お施主様にも大満足していただけました。

 

↓現在のお住まいのご様子を紹介させていただいております。

猫と住む家~猫がのびのび暮らせる工夫の間取り~引越し後の実例

 

 


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