166月
耐震+制震。
昨日はR+houseの東海支部運営会議があり名古屋にいっておりました
アトリエ建築家とつくる高性能な住宅R+houseの全国的な状況や参考になる事例など盛りだくさんの内容で、ますます気合いを入れてご提案しなければと思ったのでした
写真は先日上棟をすませたW様邸「意外性が意表を突く凸拍子もない家」の上棟翌日です
本来ですと断熱性能の高い断熱材であるR+パネルと構造用合板を施工していくのですが、今回はその前に厚みのある両面テープのようなものを貼りめぐらせています
実はこれ、制震テープといって地震が起こった際に揺れを軽減させようとするスグレモノなのです
制震についてはダンパーがよくありますが、家全体での制震効果を期待しています
ビスと構造用合板の接合部が揺れで緩むことも防いでくれるとのことで繰り返しの強い揺れにも効果的だとか
もちろん今回も構造計算に裏付けされた耐震等級3を確保しており、耐震と制震を合わせることでより安心できる住宅にしようとしています
制震用の部材自体がしっかりと耐震性を高めていないとあまり意味がないといわれていますので、かなりベストマッチングだと自負しております
ちょっと意味が違うかもですが「柔よく剛を制す」といった感じです
ただ、起こってほしくはない地震が来ないと効果は確認できないのですが
新しいモノも採り入れつつよりよい家をご提案できるように情報は大切にしております