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平屋の新築|鈴鹿市の施工事例から学ぶメリット・デメリット

家づくりを考え始めたとき、多くの方が「どんな暮らしをしたいか」を思い描くところからスタートします。

家事がしやすい住まい、家族との時間を大切にできる空間、そして将来まで安心して暮らせる住環境など、住まいに求める価値は、人それぞれ異なります。

住まいの形にはさまざまな選択肢がありますが、自分たちの暮らし方に合った住まいを知ることが、後悔のない家づくりへの第一歩となります。

 

 

 

平屋とはどんな住宅?

平屋とは、すべての生活空間を1階部分にまとめた、ワンフロアで暮らす住宅のことを指します。

リビングや寝室、キッチン、水回りなどが同じ階に配置されるため、階段の上り下りがなく、移動がスムーズで暮らしやすいのが特徴です。

平屋の人気が上昇中

近年では、将来を見据えた住みやすさや家事動線の良さ、家族の気配を感じやすい間取りが評価され、子育て世帯からシニア世代まで幅広い世代に選ばれています。

国土交通省の建築着工統計調査によると、平屋の着工棟数は2015年時点では34,600棟でしたが、2024年には61,338棟まで増加。新築住宅全体における平屋の割合を見ると、2015年8%→2024年17%に。

平屋の年間着工棟数が約2倍に増えていることからも、平屋の人気が上昇していることがうかがえます。

三重県鈴鹿市の平屋実例

 

平屋のメリット6選

①生活動線がシンプルで暮らしやすい

平屋の大きなメリットは、生活に必要なすべての空間がワンフロアにまとまっていることによる、シンプルで効率的な生活動線です。階段による上下移動がないため、家の中での移動距離が短くなり、日常の動きがスムーズになります。

例えば、キッチンからリビング、洗面室や収納スペースへの移動がしやすく、料理や洗濯、片付けといった家事を効率よく行えるようになります。「洗う・干す・しまう」といった一連の作業も同じ階で完結できるため、家事負担の軽減や時間の有効活用につながります。

 

②老後も安心して住み続けられる

平屋は、将来の暮らしまで見据えた住まいとして大きな安心感があります。生活空間がすべて1階にまとまっているため、階段の上り下りが不要で、年齢を重ねても身体への負担が少なく生活を続けることができます。

2階建て住宅では、加齢によって階段の利用が難しくなり、1階だけで生活するよう間取りを変更したり、大規模なリフォームが必要になったりするケースもあります。一方、平屋であれば将来的な住環境の変化にも柔軟に対応しやすく、住み替えや改修の負担を抑えられる可能性があります。

また、段差を少なくしたバリアフリー設計とも相性が良く、手すりの設置や動線の確保もしやすいため、安全性の高い住まいを実現しやすい点も特徴です。

 

③家族のつながりを感じやすい

平屋はすべての部屋が同じフロアに配置されるため、家族同士の距離が自然と近くなり、日常の中でコミュニケーションが生まれやすい住まいです。

上下階に分かれる2階建てと比べて生活空間が分断されにくく、家族の気配を身近に感じながら暮らすことができます。

例えば、リビングを中心とした間取りにすることで、外出や帰宅の際に自然と顔を合わせる機会が増え、会話のきっかけが生まれます。

子どもが自室にいても同じフロアにいる安心感があり、見守りやすい点も子育て世帯にとって大きなメリットです。

 

④構造的に安定し、耐震性を確保しやすい

平屋は建物の高さが低く、重心が安定しやすい構造であるため、地震の揺れによる影響を比較的受けにくいという特徴があります。

一般的に建物は高さが高くなるほど揺れが大きくなりますが、平屋は上下方向の負荷が少なく、建物全体にかかる力を分散しやすいため、構造的に安定した住まいを計画しやすくなります。

また、2階部分の重量がないことで柱や壁への負担も抑えやすく、耐震設計の自由度が高まる点もメリットのひとつです。耐力壁の配置や建物バランスを整えやすく、無理のない構造計画が可能になります。

⑤メンテナス費用を抑えやすい

平屋は建物の高さが低いため、将来的なメンテナンス費用を抑えやすい点も大きなメリットです。

住宅は長く住み続けるほど、外壁塗装や屋根点検、防水工事などの定期的なメンテナンスが必要になりますが、平屋は作業が比較的行いやすく、足場設置の規模も小さくなる傾向があります。

そのため、メンテナンス時の施工費用を抑えやすく、長期的に見た維持管理費の負担軽減にもつながります。

住宅は建てた後の維持費も重要な要素のひとつです。将来のランニングコストまで見据えて考えると、平屋は経済的なメリットを実感しやすい住まいといえるでしょう。

 

⑥天井高を確保しやすい

平屋は上階の構造を支える必要がないため、天井の高さや空間設計の自由度が高く、開放感のある住まいを実現しやすい点が魅力です。

2階建て住宅では上階の床を支える構造上、天井高に一定の制約が生まれますが、平屋ではその制限が少なく、勾配天井のような伸びやかな空間を計画しやすくなります。

例えば、屋根形状を活かした勾配天井を採用することで、同じ床面積でも実際以上の広がりを感じられる空間をつくることができます。

また、高窓を設けることで、自然光を室内の奥まで取り込みやすくなり、明るく心地よい住環境にもつながります。

 

平屋のデメリット3選

平屋は広い敷地が必要になる

平屋はすべての生活空間を1階に配置するため、同じ延床面積の住宅でも2階建てと比べて建物の占める面積が大きくなります。そのため、十分な居住スペースや駐車場、庭を確保しようとすると、比較的広い敷地が必要になる傾向があります。

特に住宅地では、敷地条件によって建物の配置や間取りが制限されることもあるため、土地選びの段階から平屋を前提に検討することが重要です。

平屋の家づくりを検討されている方は、住宅会社のサポートを受けながら土地探しを進めるのがおすすめです。

 

坪単価が高くなるケースがある

平屋は2階建てに比べて建物の基礎や屋根の面積が大きくなるため、同じ延床面積であっても建築コストが割高になる場合があります。特に基礎工事や屋根工事は建物全体に関わる部分であり、面積が増えるほど材料費や施工費がかかる傾向があります。

また、ワンフロアで快適に暮らすためには動線計画や採光・通風への配慮が重要となり、設計に工夫が必要になることも、坪単価に影響する要因のひとつです。

ただし、階段スペースが不要になることや、将来的なメンテナンス費用を抑えやすい点などを含めて考えると、長期的な視点ではコストバランスが良いケースも少なくありません。

 

プライバシーや防犯に配慮が必要

平屋はすべての居室や窓が1階に配置されるため、外部からの視線が届きやすく、プライバシーや防犯面への配慮がより重要になります。

道路や隣地との距離、窓の高さや配置によっては、室内の様子が見えやすくなる場合もあるため、設計段階から周辺環境を踏まえた計画が求められます。

例えば、視線が気になりやすい場所には高窓を採用したり、中庭を設けて外からの視線を遮りながら採光を確保するなどの工夫が効果的です。

また、外構計画として植栽やフェンスを取り入れることで、開放感を保ちながら安心して暮らせる環境を整えることができます。

 

実例から学ぶ快適な平屋の家づくり

それでは、快適な平屋の家づくりを実現するためのポイントを、実際の住まいを参考にしながら見ていきましょう。

ここでは、三重県鈴鹿市で建てられた平屋の施工事例をもとに、動線計画や空間設計、プライバシーへの配慮など、暮らしやすさを高める工夫をご紹介します。

勾配天井で開放感あるLDK

平屋ならではの構造を活かし、天井を屋根形状に沿って高くした勾配天井を採用。

縦方向への広がりが生まれることで、実際の面積以上に開放感を感じられるLDKとなっています。

さらに高窓からやわらかな自然光を取り込むことで、室内の奥まで明るさが広がり、時間帯によって表情が変わる心地よい空間に。ワンフロアでありながらも伸びやかさを感じられる、平屋ならでは住空間です。

 

プライバシーに配慮した窓配置

3方向が道路に面している敷地条件を踏まえ、交通量の少ない道路側や空地の方向へ窓を配置しました。

さらに建物をL字型に計画することで、道路からの視線や騒音を遮り、プライバシーに配慮した設計としています。

窓からは庭や竹林の景色を楽しむことができ、自然を身近に感じながら暮らせる住まいとなっています。

 

キッチンを中心とした動線

住まいの中心にキッチンを配置し、水廻りを一か所にまとめることで動線を短縮。

回遊できる間取りとすることで、料理や洗濯、身支度など日々の家事を効率よく行えるよう計画しました。

また、ご友人を招いて料理やホームパーティーを楽しみたいというご要望を叶えるため、キッチンから庭へとつながる動線にも配慮。

室内と屋外がゆるやかにつながり、料理をしながら会話や時間を共有できる、楽しみ方が広がる住まいとなっています。

 

玄関からリビング・キッチンに繋がる動線

玄関からリビング、そしてキッチンへとスムーズにつながる回遊動線を計画。

玄関からキッチン、さらにパントリーへと直通できる搬入動線を設けることで、買い物後の食材や荷物の持ち運びの負担を軽減できます。

キッチンへ向かう動線上にはロールスクリーン付きの土間収納を設け、靴やアウトドア用品、日用品などをすっきり収納可能。

 

まとめ

住まいづくりでは、間取りやデザインだけでなく、日々の暮らしやすさや将来のライフスタイルまで見据えて考えることが大切です。

住まいの形によって暮らし方や快適性は大きく変わるため、それぞれの特徴を理解したうえで選択することが、満足度の高い家づくりにつながります。

大切なのは、流行やイメージだけで判断するのではなく、自分たちの暮らしに合っているかどうかを基準に考えることです。

実際の住まいの工夫や事例を参考にしながら、理想の暮らしを具体的に思い描いていくことで、長く心地よく住み続けられる住まいが見えてくると思います。

 

 


私たちナカザトコウムテンは、三重県伊賀市•名張市•鈴鹿市を拠点に建築家とつくる高性能な住宅を手掛けております。

多くの方にとって初めての経験となる家づくり。お客様が抱いている疑問や不安を解消するための無料家づくり相談会も実施しておりますので、「資金計画」「土地探し」「家づくり」についてお気軽にご相談ください。